補助金によるホームページ作成の活用例

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【富山県】仏具修理の実績 ネットでPR・有限会社伝産工房

「2011年に「仏具修理ドットコム」というホームページや日々の修理作業を記録するブログを立ち上げてPRしてきたところ、インターネットを通じても発注が舞い込むようになった。14年11月、「小規模事業者持続化補助金」を活用してホームページをリニューアルし、新たな取引先の発掘につなげようとしている。

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【福井県】自社の強みがより明確に・株式会社前澤金型

2013年、商工会議所の担当者に相談し、補助金の申請が通って3Dプリンタを導入。金型と成形で培ったノウハウにより複雑な形も自在に再現でき、さらに金型・成形・3Dプリンタの組み合わせで、試作だけでなく製造・量産もできる柔軟な体制を作り上げた。「まだまだ認知度が低い」と、補助事業を活用してパンフレット、ホームページのサイトを一新、タウン誌などへの広告もアピール度の高いものに取り組んだ。広報計画を策定し、ホームページやカタログには機械類の細かな情報を記載して、何ができるかわかりやすく紹介。広報活動は初めての同社にとって商工会議所のアドバイスは心強く、ホームページのビューは3倍に跳ね上がった。さらに地元の人たちに導入の成果を見てもらおうと、「さばえものづくり博覧会2014」に出展。懸念していた参加費用も、補助金制度があることを教えてもらった。

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【岡山県】事業の認知度アップに成果・きびコンサルタント

2012年10月に地元倉敷で「きびコンサルタント」を開いた代表の石井宏典さん(不動産鑑定士)。法人や行政の不動産鑑定評価だけでなく、個人向けの住宅診断、不動産運用提案、相続対策、県外からの移住者支援などを積極的に手掛けてきた。しかし個人向けコンサルタント事業は周知されておらず、販路拡大、認知度アップを図るための持続化補助金の申請を倉敷商工会議所に相談。
業界の堅く、分かりにくいイメージを打破し、身近で役に立つサービス内容をPRするため、持続化補助金を利用してホームページや会社ロゴなどの販促ツールを一新する計画を立てた。
新しい会社ロゴは、親しみやすく印象的なデザインで評判は上々。特にロゴを名刺に入れたことで覚えてもらいやすくなり、名刺交換した人がクライアントを紹介してくれるケースもある。

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【佐賀県】子育てママに安全性アピール・丸秀醤油株式会社

新たな経営計画を作る中、天然素材だけで2 年熟成の醤油を作るなど高い醸造技術から生み出される高付加価値の商品群といった自社の持つ強みに再着目。「おいしさ」や「安全・安心」を的確に伝えることができるウェブサイトの必要性にたどり着いた。
新サイトでは製造過程や、商品を生かすレシピなどを詳しく掲載。母親たちの情報交換の場となるコミュニティーも設置し、新規顧客の獲得と同時にリピーターも確保し、売り上げの倍増を目指している。

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【大分県】平日の稼働率が20%もアップ・有限会社旅館関屋

世界的に有名な温泉地・別府市にある老舗旅館「関屋」。温泉と料理が自慢の宿は、古くから多くの観光客に親しまれている。しかし、近年は業績が伸び悩み、平日の宿泊客数を増やすことが課題となっていた。専門家に依頼してホームページの内容を充実させ、英語でも閲覧できるようにした。英語のパンフレットも作り、市内の観光案内所などで配布。旅館や地域の豊富な情報が決め手となって、今では世界中から宿泊客が訪れている。その結果、平日の稼働率が20%増え、売り上げも同様に増えた。

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【宮崎県】女性の変身願望をかなえたい・有限会社利榮商事

男性の視点から女性の美を引き出そうと、その人に合ったメイク法を指導。また、美に対する女性の潜在的な意識を実現する変身写真館を運営する。「まだまだ認知度が低い」と、補助事業を活用してパンフレット、ホームページのサイトを一新、タウン誌などへの広告もアピール度の高いものに取り組んだ。「オープン当初のものより品のいいものが出来上がった。おかげでお客様の信頼度が高まり、売り上げにつながっている」と話す。